みなさんこんにちは。
LSEG運営事務局の松っちゃんです。

今回はメッセージを配信するときの「吹き出しの数」についてご紹介していきたいと思います。
LINEは1度のメッセージ配信で吹き出しを3つまで送ることが出来ます。
せっかくだから送れるだけ送りたいですよね、けれど情報の詰め込みすぎにはご注意を…!

そもそも吹き出しとは

LINEのメッセージはこのように「1通」の送信で複数の情報を送ることが出来ます。

この1つ1つの情報単位のことを「吹き出し」と呼びます。吹き出しには画像のような「テキスト」タイプのものや「リッチメッセージ」と呼ばれる大きな画像を送る方法の他にも、動画を送ったり、カードタイプメッセージを送ることが出来ます。

LINEの配信はプランごとに決められた無料通数を超過すると「1通あたり〇円」の従量課金が発生しますので、なるべく無料通数内で抑えたいですよね。そうすると1通あたりの情報量を増やしたいですから、必然的に3つのリッチメッセージを送りたい…という心理が働くことと思います。

もちろんそれ自体は決して悪いことではないのですが、吹き出し数は多ければ多いほど一つあたりの情報が薄くなりますので、値引き幅の大きいクーポン等のキラーコンテンツを紹介する場合は、必ずしも3つ送る必要はないという点に留意しておきましょう。

吹き出しは3つ目が一番見られる

LINEは性質上、吹き出し3つを送信した場合「吹き出し3つ目」がトーク画面を開いた際に表示される関係で「吹き出し3つ目が最も表示数が多く」なります。
ユーザーのスマホサイズにも左右されますが、多くの場合吹き出し3つ目にリッチメッセージを送ると、吹き出し2つ目、吹き出し1つ目は画面に表示されませんので、ユーザーがトーク画面を上にスクロールする必要がでてきます。

また、リッチメニューを設定している場合、さらにこの傾向は顕著で、トーク画面を開いた際にファーストビューで表示される領域は狭くなり、リッチメッセージ1つ目、2つ目が最初に表示されることはないと思ったほうがよいでしょう。

リッチメニュー(large)が設定されていて、かつ1040×1040サイズのリッチメッセージを送信した例。吹き出し1つ目、2つ目がほぼ表示されていないことがわかります。

吹き出し3⇒2⇒1と表示回数はどの程度減るのか?

弊社の統計データでは「リッチメニューがある状態で、吹き出しを3つ送信した場合」の吹き出しごとの減衰率は、概ね表示回数は以下のような割合となります。
*吹き出し3つ目の表示回数を100%とした場合

吹き出し3つ目 100%
吹き出し2つ目 30%
吹き出し1つ目 10%

吹き出し3つ目から吹き出し2つ目で大きく減少していることがわかります。
もちろん、吹き出しの内容等によって減衰率は多少前後しますが、吹き出し3つ目と2つ目で大きく減少するということは覚えておいてください。

吹き出し3つ目にキラーコンテンツを投稿しよう

ですので、基本的には「最も表示回数の多い吹き出し3つ目」に、一番見てほしいコンテンツを配信することが重要で、たくさんクリックしてもらえるよう「クーポンの取得はこちら」「セール会場に行く」など、ユーザーにクリックを促すような仕掛けを作ることが非常に重要になってきます。

このようにリッチメッセージを見たお客様にどうしてほしいのかを明確にできるよう、CTA( call to action )ボタンは必ず設置するようにしましょう。

吹き出し2つ目もどうしても見てほしいとき

吹き出し3つ目を正方形のリッチメッセージではなく、横長のリッチメッセージを送ることで、2つ目のメッセージが視野に入りやすくなります。
例えばリッチメッセージを2つ以上送信する場合等には特に有効です。
リッチメニューを横長のSmallサイズにする、リッチメッセージを横長に変更する、といった方法もオススメです

こうすることでリッチメニュー、吹き出し3つ目のリッチメッセージを見せつつ、吹き出し2つ目のリッチメッセージもほとんど表示することが出来るため、2つのコンテンツをユーザーにしっかり見せていくことが出来るようになります。
例えばセール用のクーポンを吹き出し3つ目に、セール会場への案内やオチオシ商品の割引情報等を吹き出し2つ目に見せることで、より高い転換率が期待できるでしょう。

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